2016.07.29
こんにちは!今回ブログ担当します宮本です。
関東甲信でも梅雨明けが発表されましたね!いよいよ夏本番です。
学生のみなさんは梅雨明けより先に夏休みに入りましたね!羨ましい限りです(笑)
さて今回は歯肉炎と歯周炎の違いについてお話ししたいと思います。
〈歯肉炎〉
歯肉炎は文字通り、歯肉(はぐき)に炎症が起きている状態です。
歯磨きをしたときや、リンゴなどを食べたときなどに出血するのは歯肉炎を疑いましょう。
歯科検診でGO(歯周疾患要観察者)やG(歯肉炎などの歯周疾患罹患者)と指摘された人は歯肉炎の可能性が高いです。
この段階で治療を開始して進行を食い止めれば、歯を支えている歯槽骨が溶けるところまではいきません。
基本的には念入りなブラッシングをしてしっかり歯垢を落とすことです!!
歯医者ではクリーニング(歯垢、歯石除去)だけで終われることがほとんどです。
〈歯周炎〉
歯周炎は歯肉炎が進行した状態で、進行が歯肉を超えて歯槽骨まで及んでいる状態です。
この状態になってしまうと歯を支えている歯槽骨が溶ける段階となるので、歯ぐきから出血することはもちろん、膿がでたり歯がグラグラしてきたりします。
これがさらに進行すると、最後には歯が抜けてしまいます。
ただし病態によっては出血もほとんどなく見た目には分からない状態で進行することもあります。
いかがでしたか?歯肉炎と歯周炎では治療の回数や方法も変わってきます。定期的に樹モール歯科でチェックを受けましょう!