川口駅東口徒歩4分の歯医者の樹モール歯科です。痛くない(無痛)治療、口臭(歯周病)治療など

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衛生士ブログ-DH宮本


2018.01.24

こんにちは!今回ブログ担当の宮本です。

2018年がスタートしましたが、早いものでもうすぐ1ヶ月が経とうとしています。

この時期、インフルエンザが流行っていますが、予防にはうがい手洗いがとても重要ですね!!

さて今回はうがいが関わるお話をしたいと思います。
スーパーやドラッグストアではたくさんの洗口剤が販売されています。

各メーカーによって名前がデンタルリンスやマウスウォッシュ、デンタルウォッシュなどとも呼ばれています。

実はこれらはまぎらわしいのですが「洗口液」と「液体ハミガキ」というものに大別され2種類は別物です!

この2つの違い、ご存知ですか?

それでは洗口液と液体ハミガキの目的や使い方など、具体的にどんな違いがあるのでしょうか?
☆洗口液

洗口液は主に殺菌や口臭予防を目的としており、適量を口に含んで一定時間しっかりゆすいでから吐き出すタイプです。
「歯磨きの後に使用して下さい」と書いてある商品が多く、口臭や乾燥の予防、保湿や清涼感を得ることなどを目的に使用します。
口に含んで20から30秒ブクブクうがいをして吐き出します。使用後に水で口をすすぐ必要ありません。

長時間のフライトや出かけた先などでブラッシングできない時、またブラッシングが上手にできない人などは洗口液を使用すると口の中をスッキリ保つことができるでしょう。
しかし洗口液の目的はあくまで仕上げのみで、プラーク(歯垢)を除去したりブラッシングの代わりにはなりません。                    むし歯や歯周病などの原因となるプラークはブラッシングでしか落とすことができませんので、洗口液を使用していたとしても毎日のブラッシングは丁寧に行いましょう。
またアルコールが含まれている洗口液は、口の中に口内炎があったり、ドライマウスの人などは使用を避けたほうが良いでしょう。   アルコールは口をゆすいだ後の爽快感やスッキリした感じが強く残りますが、刺激が強いので粘膜が荒れたりする可能性もあります。コンディションによっては、ノンアルコール性の洗口液を選ぶようにしましょう。

☆液体ハミガキ

液体ハミガキは通常の歯磨き粉を液体にしたものと考えるとわかりやすいと思います。
洗口液はゆすぐだけですが、こちらはブラッシングをしなければ意味がないので、「口に含んで吐き出した後にブラッシングをして下さい」といった表記がしてあると思います。
まず歯磨きをする前に液体ハミガキを口の中に含んでから、20から30秒ブクブクうがいをします。液体ハミガキの使用時に必要なのはあくまでブクブクうがいで、喉の奥でする音を立ててするガラガラうがいとは違います。口を閉じて、液体をまんべんなく行き渡らせるためによく頬も動かしてブクブクうがいをしていきます。                                       そしてうがいが済んだら歯ブラシでブラッシングをしていきますが、この時は何もつけないで磨いていきます。ブラッシングが終わったら水で口をゆすいで終了です。
通常のペースト状の歯磨き粉との違いは、主に研磨剤(清掃剤)の有無です。液体ハミガキには研磨剤が含まれていないため、過度に歯面を傷つける心配がないのが特徴です。さらに液体なので口のすみずみまで行き渡らせることができます。                                      ただし研磨剤が入っていない分、タバコのヤニや茶しぶなどは落ちにくいです。
現在はさまざまな種類の洗口剤が発売されているため、見た目だけでは洗口液なのか液体ハミガキなのかわかりづらいと思います。

商品によっては使い方が違う可能性もありますので、使用方法や注意書き等をよく読んでしっかり理解し、効果的に利用しましょう。