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衛生士ブログ-DH天野


2018.09.12

皆様こんにちは歯科衛生士の天野です。
今まで歯みがきについて乳児期、幼児期とお話してきましたが、今回は小学生 低学年を対象にお話します。

この頃になると すでにむし歯が多いか少ないかが分かれてきている時期で、比例して歯をみがくということも好きか苦手か分かれてくる頃です。好きなら問題ありませんが、苦手な場合は早めに苦手意識をなくしてほしいですね。

小学生低学年ですと、みがいた後もみがき残しがあると思いますが、まずは自分でみがいたということを褒めてあげましょう。「ひとりでみがいてえらいね!」と、その後保護者が仕上げみがきをして下さい。毎日は無理でも週3回はしてあげて下さい。仕上げみがきができない日でも、「みがいたの?」と聞いて確認して下さい。言われるのと言われないのとでは大変な違いがあります。
お口の中は、5才頃から6才臼歯が乳歯の奥歯のすぐ後ろに生えてきます。生えてきていることに気がつかない場合もあります。いきなり生えそろうわけではないのでちょっとでも見えてきたらブラシを当てましょう。歯ブラシの柄を少し上げるとブラシの先が当たりやすくなります。かき出すような感じが良いでしょう。歯肉に隠れていますので力を入れると出血します。6才臼歯が生えてくる頃には上下の前歯が生え代わります。乳歯が動揺し始めるとみがきにくいですね。乳歯が抜けると永久歯が生え揃うまで、歯並びが高かったり低かったりしてみがきにくいですね。いずれにしましても力を入れずに一本ずつみがいて下さい。

乳歯がむし歯になった場合は生え代わる時期を考慮し、治療をするかしないかということになります。まだまだ生え代わらないのに治療をしないでおくと生え代わった永久歯がすぐにむし歯になるという悪影響もありますのでご相談下さい。

小学生低学年のうちに自分から食べたらみがく習慣をしっかり身につけてほしいですね。高学年になるにつれ仕上げみがきもしなくなってくるので今のうちですね。次回は高学年の歯みがきについてです。