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歯科用のルーペ(拡大鏡)


2023.08.29

歯科治療は繊細で、精密な操作を求められるケースが多く、肉眼だけでは確認しづらい部分にまでアプローチしなければならないことも多くあります。
そこで活躍するのが歯科用のルーペ(拡大鏡)になります。

私は以前から3倍の拡大鏡使用しておりましたが、今回は8倍の拡大鏡を購入しましたので、改めて拡大鏡を使うメリットなどについてお伝えしたいと考えています。

メリット1
治療の精度がアップする

拡大鏡を使うことで術野を大きく拡大して確認できます。それにより、治療の精度を上げることができます。
例えば、虫歯治療で削る量を最小限に抑えられる、精密な形成ができて修復物などの適合性を上げることができる、肉眼では見落としがちな初期の虫歯やクラック(ヒビ割れ)などを確認できることなどがあります。

メリット2
定期検診、メンテナンスでも活躍する

口腔内のトラブルをより正確に把握することができます。
具体的には、虫歯と着色の違いを正確に区別しやすくなったり、修復物のトラブル(2次虫歯など)を発見しやすくなります。
当院の衛生士さんも拡大鏡をつけてメンテナンスすることもあり、より細やかな作業ができるようになっています。

倍率が高ければ高いほどより精密な治療ができるようになりますが、一方で焦点距離や作業距離が短くなる、視野が狭くなるなどのデメリットもあります。
低倍率のほうが、治療がしやすいケースもありますので、治療の内容によって、低倍率のものと高倍率のものを使い分けていくのが一番よさそうです。

これからも3倍の拡大鏡、そして新しく入手した8倍の拡大鏡を使い分けて、より精密な治療ができるよう努めていきたいと思っています。