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衛生士ブログ―DH永瀬


2016.08.11

こんにちは、歯科衛生士の永瀬です。

今回は煙草が口腔内に与える悪影響について説明します。

煙草にはニコチンやタールなど、4000種類ほどの化学物質を含み、その内約200種類が発ガン物質、発ガン促進物質と言われています。
口内の皮膚はこれらを吸収しやすいので口腔ガン患者の8割、咽頭ガンは9割が喫煙者です。
喫煙者はお口が臭い、ヤニが付いて汚いだけではなく、歯周病に掛かりやすく治療しても治りにくいことがわかっています。
また、喫煙により歯周病の危険性は上がります。1日に10本未満では、非喫煙者の2.8倍であるのに対して、20本では4.7倍、30本以上だと、5.9倍にもなります。
煙草に含まれるニコチンには口臭を引き起こす原因になると同時に、歯周組織を破壊します。
歯周病を放置しておくと最終的に健康だった歯が全て、抜け落ちることもあります。
また、ニコチンとタールには発ガン物質が含まれているので、舌ガンになるリスクもあります。
内蔵疾患ではないので見落とされやすく、そのまま放置していると身体中に転移し、死に至ることもあります。
この病気にかかる方の殆どが喫煙者だと言われており、非喫煙者と比較すると2.5倍にもなるそうです。
大切な歯を失わないために禁煙を考えてみてはいかがでしょうか?