川口駅東口徒歩4分の歯医者、土日診療の樹モール歯科です。痛くない(無痛)治療、口臭(歯周病)治療など

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衛生士ブログ-DH天野


2017.07.12

こんにちは歯科衛生士の天野です。今回は歯肉炎についてお伝えします。

みなさんは歯を磨いていて血が出ますか?歯肉炎の方でも『ありません』という答えが返ってきます。そもそも歯ブラシが歯肉に当たっていないことが多いです。だから歯肉炎の方でも血は出ませんと言われるのです。

それでは歯肉炎とはなんでしょう?

歯肉炎とは、口腔内の菌が増えることによって、歯茎が炎症を起こす状態のことをいいます。炎症によって、出血や口臭などの症状が出てくるのが特徴です。

歯肉炎の原因
歯肉炎の原因は、菌がつくる歯垢(プラーク)です。歯肉炎は十分に歯磨きが行き届いていなかったり、お口の中で自浄作用が十分に働かなかったり、砂糖が入ったものをたくさん摂取することによって菌が増えてかかりやすくなります。歯肉炎のうちに治しておかなければ、歯周病という取り返しのつかない段階に進んでいく可能性もあるので注意が必要です。

歯肉炎の症状
歯磨きをした時に歯茎から出血する
歯茎の色が赤い
口臭がある
などの症状が出たら、歯肉炎が疑われます。小学生くらいになると、歯の生え変わりや歯磨き不足、ジュースやお菓子によって、またホルモンバランスの変化によって、多くのお子さんが歯肉炎にかかります。健康な歯茎と違って、歯と歯の間がぶよぶよします。またブラッシング不足が原因となる場合があるので、腫れた歯茎と歯の間や隙間には、たくさんの歯垢が溜まっていることが少なくありません。歯磨きをした時に出血しても、痛みを感じないで進行する場合がほとんどです。

歯肉炎と歯周病は違う?
歯肉炎と歯周病は、罹患している部位が異なります。歯肉炎は基本的に歯肉、つまり歯茎に限定して炎症が起きている状態です。歯周病になると、歯茎だけでなく、歯の周囲組織全体に影響が及びます。歯肉、歯根膜、骨も歯周病菌によって溶けていきます。歯肉炎がひどくなると歯周病になる可能性が高くなります。歯周病になると、歯茎の腫れがおさまって、歯肉炎の症状が顕著に出なくなることもあります。

歯肉炎の治し方
《自宅で行う方法》
1,丁寧な歯磨き
歯肉炎はブラッシングで治します。歯を磨くといっても歯だけではなく歯茎にもブラシを当てます。力を入れていなくても、はじめは血が出てくるかもしれませんが少しずつ出てこなくなります。力を入れてしまうと歯茎がキズついて血が出ます。磨く順番と回数も意識しましょう。まず磨きにくい裏側から磨きはじめ、同じ場所を頭の中で回数を数えながら磨きましょう。歯肉炎の直接的な原因となるのは、口腔内に常在する菌たちです。それらを取り除くことによって炎症がおさまってきます。

2,補助的清掃用具の使用
歯間ブラシやフロスなどを、自分に合ったサイズで使うようにしましょう。最初は歯間ブラシを通すだけで歯茎から血がにじんでくるので、怖いと感じるかもしれませんが、それは炎症を起こした歯茎から血が出ているからです。その周りについている歯垢を、歯間ブラシやフロスで取り除くことによって、初めて歯肉炎が改善されます。

3,鼻呼吸を意識する
口呼吸によって口腔内が乾燥していると、常在菌が爆発的にに増加します。歯肉炎の原因はそれら常在菌なので、鼻呼吸を意識して口腔内が唾液で湿潤しているようにすると、抗菌作用・自浄作用が働き、歯肉炎が起きにくい環境を作り出すことができるのです。

4,食生活の改善
砂糖の多い食品をだらだら食べていたり、1日に何度も砂糖の多く含まれたジュース類を口にしていると、口腔内の菌が活発に活動し、数もどんどん増えてしまいます。だらだら食べをしない、飲みものはお茶かお水にする、などルールを決めて食事をするなら、歯肉炎をおさえることができます。

5,免疫力を高める
歯肉炎は、免疫力が下がって、普段から口腔内に存在する菌に体が負けてしまうことで生じます。定期的な運動や規則正しい生活によって、体全体の免疫力を高めるなら、歯肉炎もおさえることができます。

《歯科医院で行われる治療》

1,歯石除去とPMCT
まずは、歯肉炎の原因となっている歯垢を取り除くため、歯磨きの邪魔になっている歯石を全部取ってもらいましょう。歯の表面を研磨するPMTCが終わった後は、お口の中が大変スッキリします。歯の表面がつるつるして歯垢や歯石が着きにくく、歯肉炎を治すために良い環境になります。

2,歯磨き指導を受ける
歯科医院でお口の中をきれいにしてもらってもきれいな状態を維持していかなければ改善していきません。
自分の口の状態に合った歯磨きの方法を、歯科医院で教わって下さい。口の中は、人によって大きく異なります。歯並びや、歯の向きによって歯ブラシの当て方が変わってくるのです。だからこそ、上手に歯磨きをするコツや、自分の癖を教えてもらう必要があるのです。

以上です。何かわからないことがありましたら来院時に聞いて下さい。よろしくお願いします。